社会人にとってピアノの駅前レッスンはお金の無駄

大学と駅前ピアノ教室でのピアノレッスンを併用してきました。その結果感じたことなのですが、駅前ピアノ教室は子供だけのものです。駅前に限らず、有名企業が開設している個別の音楽教室は無駄にお金を取られるだけのものです。

その理由をお話します。

調べてできることから教える

私がお金を払って習ったのはピアノ+アコーディオンの2種類です。どちらも流れは同じ。

 icon-caret-right 教材を揃える

  自宅で教材に書かれている曲を練習する

  先生の前で練習する

  先生のダメだし

以上です。どうやったら演奏しやすくなるのか、自分に向いている教材は何なのか、という疑問には答えてくれません。小学校の授業のように教科書を読むだけのような流れがほとんどです。

アコーディオンの際も音の並び方や楽器の持ち方など、調べれば分かるようなことで1ヶ月が過ぎていきます。講師に習うのは講師から「より上達する方法を学ぶため」のはずです。自分で解決すること、自分の努力で改善する結果ならお金を払って学ぶ必要は有りません。

特定の曲を演奏できるようにするだけ

ほとんどの講師が「教科書に載っている曲の演奏」を最終目標にしています。その曲が演奏できたから同レベルの曲が演奏できる結果にはなりません。英語を理解せずに暗記するのと似ています。

と言うのも、社会人向けのレッスンがピアノの本格レッスンでは無いからです。ピアノの上達はしばらくはピアノに触れる時間と比例しますから、駅前に通うお金と時間を個人の練習に使った方が上達します。自分で教材を買い、DVDを見ながら演奏すれば良いからです。

人前で演奏する機会を作る

大手企業の講師は教え方にレジュメがあると考えられます。私の場合、アコーディオンとピアノで別の企業で習いました。しかし、教え方に大きな差はありません。大学の場合、全く違った方法で教えてもらいました。その結果、4年間でピアノ曲によりお金が貰えるまでに成長できたんです。

企業でお金を払って講師に習うメリットは「講師の前で演奏する」だけです。講師に「練習してこなかったの?」と言われないために熱心に練習します。そして講師のおかげで上達したかのように思い込んでしまいます。

なので、音楽サークルや趣味的なバンド・演奏仲間を作り音楽スタジオを借りて練習するようにしてみましょう。同じレベルで上達していくと思います。高校でバンドを作った人たちがある程度までギター演奏できるようになるのと同じです。

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