教材はピアノを練習するためには必須です。
教材と言っても「本」とは限りません。当ブログもピアノを学ぶためのコツを書いているため、一種の教材の役割を果たしています。
講師は教材を最大限に活用するための道具です。自分で教材通りの練習法が実践できるのなら講師は必要ありません。自主練習だけでも一定のレベルまではピアノを上達させることができるんです。
そのためのコツを6項目に分けてご紹介します。
映像で学べる教材を買う
ピアノはテキストのみの自主練習では上達しません。映像で実際の演奏風景と演奏音を聞くことでリズム感から養う必要があります。そこで、教材はしっかりセットになったものを選びましょう。
私が考える教材を使った自主練習のメリットは、
余分な時間がかからないこと(駅前の教室に移動する時間など)
安上がり(講師に習うと年間(60,000円~必要)
どんどん、先の練習法へ進める
運指よりピアノを楽しみながら練習することが可能
です。
このメリットを元に作られた教材がこちら
ピアノ教室よりも上達が速い!自宅で楽々ピアノレッスン
この教材の説明文に
1,ピアノ教室に通う時間のロスを徹底的に省くこと
2,「1週間でここまで弾く」という区切りを付けても、社会人にはピアノが難しいということ
3,時間に余裕のある時には一人でどんどん先へ進めること
4,全くのピアノ初心者でも、ドレミが読めなくても、まずはピアノを弾くことが先決
とあります。これが上記した私の思うピアノ練習の自主練習メリットと一致するんですよ。
しっかりした教材を買えば講師に1~2年間習ったのと同じだけの進歩ができます。講師に2年間習えば12万円以上必要ですが、教材なら3万円以下で揃えられます。
ヘッドフォンの使えるピアノを買う
自主練習で大きなピアノは必要ありません。アップライトピアノも要りません。理由は大きな音が鳴ってしまうからです。
楽器禁止のアパートって多いですよね。一軒家でも近所迷惑を考えて19時以降は演奏できないでしょう。社会人は夜しか時間がありません。夜に練習できないピアノは無駄です。
そこでヘッドフォンの使える電子ピアノ・キーボードを買いましょう。
最近の電子ピアノは本格的なピアノのように鍵盤のタッチが重くできています。(軽いものもありますが。)詳しくはこちらの記事をご参照ください。
ピアノ初心者の大人が買うなら88鍵盤のキーボードか電子ピアノで十分な理由
ピアノとパソコンを同室内に置く
教材をフルに活用するのならパソコンが必須です。
映像を流す時、TVを使っていませんか?TVとピアノが真正面に並ぶ家庭ってまずありません。映像を見る時、横を向きながら演奏することになります。これでは練習になりません。
目線の基本は手元。慣れてきてようやく手元から目を離せるレベルになります。
そこで、パソコンを使いましょう。パソコンならピアノの真正面に置くことも可能なはずです。ノートパソコンならもっと便利ですね。
メトロノームを活用する
楽器演奏にリズム感は必須です。一定のテンポで練習しないとリズムがバラバラになり、曲の演奏は上達しません。(単純にピアノを弾く筋肉を鍛えているだけ。)
そこでメトロノームを買いましょう。
ゆっくりとしたテンポで構いません。自分が演奏できる範囲内でテンポを設定し、曲を練習しましょう。分からない部分が出るたびに演奏を止めていると、そこまでしか練習できませんから。
リズムパートやオケと一緒に練習する
ドラムパート・ピアノ以外の演奏部分と一緒に練習すると「楽器を弾いている感」が出ますよね。これが練習速度に影響します。
演奏が楽しくなる
演奏が楽しいと練習量が増える
リズム感が養われる
自分の弾いている音に耳を傾けようとする
リズム感に関してはメトロノーム部分で書いたのと同様です。
自分の演奏だけを聞いていると「ああ、下手だなぁ。」という印象しか持ちません。他楽器と一緒になることで、それなりに演奏できている雰囲気が出ます。演奏が楽しくなればおのずと練習量も増えてきます。
練習道具を片付けない
メトロノームや教材に関してなのですが、使った後に片付けてはいけません。ピアノの譜面台にでも置いておきましょう。
理由は簡単。
練習したい時にパッと練習する環境が必要
だからです。
ギターを練習するとしましょう。ほこりがかぶるからと毎回ケースに入れていてはいけません。練習したい!と思ったら即練習できる環境が楽器演奏には必要です。
ピアノも全く同じです。ピアノはカバーをするだけなので直ぐに演奏できる状態にはできます。しかし教材やメトロノームは片付けてしまいますよね。そうすると、教材・メトロノームを使った練習をしなくなります。これは上達速度を半減させるだけです。
見た目が汚くても構いません。目的はあなたがピアノを弾けるようになることなのですから。
まとめ
映像とセットになった教材を買う
ヘッドフォンの使える電子ピアノ・キーボードを買う
ピアノの真正面で映像が見られる環境を整える
メトロノームを使う
他楽器とセッションする
練習道具を片付けない
以上です。