楽器が弾けなくても音楽家になることは可能

「えっ?作曲できるの?楽器は弾けないのに?」と言われたことがあります。ほとんどの人が作曲=ピアノ演奏可能と思っていますからね。私は大学に入るまで趣味程度にギターが弾けるだけの演奏能力しかありませんでした。(大学でjazzピアノを習い、現在はアドリブで自由に弾けるまでになりました。)

楽器が弾けなくても専門学校主催のコンペで最優秀賞を取りましたし、商業用の楽曲も作成しました。昔と違い現在は楽器演奏能力は必須ではありません。ハード面・ソフト面の機械が進歩したためです。

楽器が弾けるメリットとは

しかし、楽器が弾けることは推奨します。理由は簡単。便利だからです。現在、私はピアノをある程度思ったとおりに演奏できますが、作曲時に非常に役立っています。先にピアノでコードやバッキングを演奏し、その上に他の楽器を鍵盤を使いリアルタイム録音していきます。ずれた部分はクォンタイズという機能でそろえて終わり。簡単な曲なら1時間で形にできます。

楽器が弾けない場合は全て打ち込み・サンプルを使った音楽になります。リアルタイム録音のように独特の揺らぎが得られません。時間もかかります。

ビジネスにする場合、生演奏を使いたい場合は演奏者にお金を払って依頼をしなければいけません。自分で演奏できる場合、そのギャランティはいりませんよね。

生演奏のように打ち込めるソフト

私はjazzピアノが基礎なので他の楽器は使えません。ギターはソフトを使って生演奏のように鍵盤で録音しています。現在のソフトは発達しており、コードも簡単に演奏できます。ギターもストロークできますし、ハンマリングなどの奏法もボタン一つで切り替えられます。

ピアノに慣れよう

DAWへの入力はMIDIキーボードが中心になります。楽譜を見て演奏できなくても構いません。(私もできませんから。)ただ、ピアノに慣れておく必要はあります。どこが基本となる「ド」の音なのか・時間がかかってもコードは打ち込めるのか、この程度でも全く触れないのとは大違いです。

各楽器の違反となる演奏も覚えておかないといけません。ギターならピアノのように細かな演奏は難しいでしょう。その場合、2本のギターを使い左右にpan振りをして交互に演奏するなどの方法を取ることでリアルな音楽に近づけられます。

まとめ

icon-check 演奏はできなくてもOK

 ピアノには最低限慣れておこう

 演奏できない楽器の知識は必要

 ソフトにはお金を掛けよう

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