さぁ、新しいオーディオインターフェイスが使えるようになったぞ!早速録音だ!・・・あれっ、何か音がずれてる・・・。
なんてことありませんか?私は何度も経験しました。良い機材を買ったはずなのに思い通りにならないと「キー!」ってなりますよね。
そこで、録音が途切れる・録音が遅れる場合にチェックして欲しいことをまとめました。どうぞご覧下さい。
録音時のチェック項目
では、以下の項目をチェックしていきましょう。
1.ACアダプタから電源を取っているか
USBケーブルの接続のみだと安定した電力供給が行えません。ノイズの発生、音の遅れが発生します。音楽を聴いている時に音が止まってしまう場合もあります。
2.最新のドライバがインストールされているか
付属品のドライバが最新版で無いことがあります。下のバージョンのドライバを使っており、OSが新しい場合に動作が不安定になることがあります。私はGO46と言うオーディオインターフェイス使用時に急に読み込み不良になることがありました。録音中に読み込み不良になると録音が停止してしまいます。
3.レイテンシのチェック
DAW上でオーディオのレイテンシをチェックしましょう。私が使っているsonarX3だとこんな感じ。
レイテンシは数値が大きければ動作が安定し、小さければ不安定になりますが情報の読み込みが早くなります。なので大きすぎても小さすぎてもいけません。パソコン性能との兼ね合いもありますので、自分の環境にピッタリな数字を見つけましょう。
レイテンシに関してはこちらの記事が勉強になりますよ。
【シリーズ テクニカル用語徹底解説】その6 レイテンシーは何が問題なのか?
4.パソコンの性能不足
最新のDAWを使用し、ソフトシンセを7~8ほど立ち上げていると動作が遅くなります。この状態で録音を開始すると読み込みが不安定になり録音が遅くなることがあります。
- 一時的にソフトシンセをフリーズする
- エフェフトを停止する
の2点により改善することが可能です。
まとめ
特に気をつけて欲しいのがACアダプタですね。これだけで改善するケースって多いんですよ。個人的にはFireWireケーブルの使用できるオーディオインターフェイスを使った方が安定する気がします。
私はFCA610を使用しています。FireWireケーブルも使用できますし、ACアダプタも付いています。値段もそこそこですし、自宅で使う分には便利ですよ。