私の大学時代の友人で音楽のみで食べている人は1人もいません。アーティストとして活動している子も司会業・アルバイトで別の収入を得ています。
自分1人が生きていくだけの金額なら稼げないこともないんです。問題なのは一般的な生活を送りたいとき。家族を持ち、家を買い・・・そうなると音楽のみの報酬では不可能です。
音楽業界への参入が難しいのはここなんです。誰もがやりたい仕事だからお金になりません。そこで、音楽は「楽しさ・自己表現」の考え方にしておき、収入は別で得ることをおすすめします。
音楽を生かした副業
私はサウンドプロダクションと契約し、曲が使われれば使われるだけお金が入ってくるようになっています。最初の頃は月に7~8万円入っていましたが、ソフトが進歩し誰でもそれなりの音楽ができるようになってからは使われなくなりました。現在は1万円収入があれば多いほうです。
ニュースやラジオでの需要があるため、ドロドロした曲・怪しげな曲を自由に作れる人なら相当の収入になります。
当ブログのように音楽系のコンテンツを充実させ、広告収入を得るのも良いでしょう。私はブロガーとしても活動していますが、音楽系の広告(アフィリエイト)も充実しています。本当に使えるサービスを提供することであなたにも、あなたの記事を見てくれている人にも利益を生み出すことができます。
利益よりも大切なもの
音楽を楽しんでいる人は何かにこだわっている人がほとんどです。創作意欲があるため、音楽だけでなく美術・建築・経営など外へ発信する分野で活躍しています。音楽は人と人を繋げる強い力があるため、音楽から仲間を増やしていくことができます。その結果、仕事や利益に発展する可能性があります。
私は音楽を通じて数十人の仲間ができました。どの都道府県に行っても一緒に飲める仲間がいます。人生の潤いを感じますし、自分が何かに失敗しても立場の違う人からアドバイスを頂けるのが心強く感じます。
音楽だけで食べていくのは難しいですが、それ以上に音楽を続けるメリットがあると確信しています。なので、食べることを目標とするよりも音楽を楽しむことを考えることで仕事に繋がっていくケースが多いです。
自分を安く売ってはいけない
仲間が増えてくると自分の能力を格安で提供してしまうことがあります。実力以下の価値で自分を売ってしまうと、元の価値に戻れません。利益を貰わないのなら友人関係ということでタダで作曲する。利益を貰うのならしっかりとした代金を頂く。この考えを忘れないで下さい。